SCP-XXX-JPは、大容量恒星内部エントロピー転送装置(Large Capacity Transporter of
Star's Internal Entropy; LCTSIE)群と、ある緊急コードと対抗ミームです。
第19463820回O5評議会決議
[事案SCP-XXX-JP-a]
██年後の未来より、超短波から長波という広いバンドでの緊急コードが転送されたことで、ほぼ全世界の受信機でこの放送が受信されるという事案が発生。財団の規模では収容が不可能であると推測され、アンニュイプロトコルの使用も検討されたが、同梱された対抗ミームが続いて放送されたことで混乱は無かった。
O5-1,2,3,6,8,11の実行を
プロトコル・サンライズの概要
補遺
20██年にLCTSIE群が稼働された場合、太陽熱の急激な増大に対応して熱エネルギーを吸収することで地球は滅亡を回避できますが、35.9%の確率で過去の太陽のエネルギーまでも回収されたことで現在の地球が因果律の破綻を迎えてGHクラスシナリオとなります。
O5-8がコマンドを拒否した場合、地球は異常な活発化によって肥大化した太陽に飲み込まれることでクラス終焉シナリオを向かえることになります。